前回までは、シンプルな 拡散方程式のプログラム を例にOpenACCの基本的な使い方を学んできました。 実のところ拡散方程式のプログラムは、OpenACCと非常に相性の良いプログラム例です。しかし最初に述べた通り、OpenACCで全てがうまく行くわけではありません。 今回からは、どんな時にうまく行かないのか、そしてうまく行かないときにどう解決したら良いのか、について学びます。 OpenACCでも扱えるけど面倒な構造体はじめに、OpenACCで扱えないわけではないけど、扱うのがとても面倒な構造体について紹介します。 構造体の面倒な点は2つあります。 面倒 ① |
著者東京大学 |