テクニカルセッション2「GPUスパコンとOpenACC」
オーガナイザー
GPUは消費エネルギーあたりの演算性能が高いため、近年、日本や米国をはじめとした様々な国で、GPUを大規模に搭載したスパコンが稼働しています。
NVIDIA社のGPU向けアプリケーション開発といえば、これまではCUDAによる開発が性能を引き出すためには必要不可欠でしたが、その開発コストは高く、大きな課題でした。しかし、ここ数年、ハードウェアの進化とともに、コンパイラやライブラリも大きく発展し、OpenACCといった指示文ベースの開発環境も成熟してきました。一般のユーザーがより少ない労力でGPUアプリケーションを開発する環境が整い、多くの実アプリケーションの開発においてもOpenACCが利用される時代となりました。
昨今、GPUというと深層学習が注目されるところではありますが、2020年8月にNVIDIA社はこれまでCUDAやGPU用ライブラリ、またPGIコンパイラとして販売・提供してきたものを包括的に統合し、NVIDIA HPC SDK としてリブランディングしました。OpenACCに対応したコンパイラもNVIDIA HPC SDKに含まれることとなり、ますますOpenACCが重要な役割を担うようになり、GPUアプリケーション開発も活発になるのではないかと期待しています。
本セッションでは、GPUをシミュレーションに活用したいと考えている技術者を対象にして、OpenACCを用いたプログラミングの基礎とOpenACCを用いたアプリケーション事例についてご講演いただきます。
また、最新のOpenACC対応コンパイラを含んだNVIDIA HPC SDKの最新情報をご紹介し、GPUプログラミングの技術トレンド、ソフトウェア開発の方向性、今後の課題を考察していきたいと思います。
NVIDIA社のGPU向けアプリケーション開発といえば、これまではCUDAによる開発が性能を引き出すためには必要不可欠でしたが、その開発コストは高く、大きな課題でした。しかし、ここ数年、ハードウェアの進化とともに、コンパイラやライブラリも大きく発展し、OpenACCといった指示文ベースの開発環境も成熟してきました。一般のユーザーがより少ない労力でGPUアプリケーションを開発する環境が整い、多くの実アプリケーションの開発においてもOpenACCが利用される時代となりました。
昨今、GPUというと深層学習が注目されるところではありますが、2020年8月にNVIDIA社はこれまでCUDAやGPU用ライブラリ、またPGIコンパイラとして販売・提供してきたものを包括的に統合し、NVIDIA HPC SDK としてリブランディングしました。OpenACCに対応したコンパイラもNVIDIA HPC SDKに含まれることとなり、ますますOpenACCが重要な役割を担うようになり、GPUアプリケーション開発も活発になるのではないかと期待しています。
本セッションでは、GPUをシミュレーションに活用したいと考えている技術者を対象にして、OpenACCを用いたプログラミングの基礎とOpenACCを用いたアプリケーション事例についてご講演いただきます。
また、最新のOpenACC対応コンパイラを含んだNVIDIA HPC SDKの最新情報をご紹介し、GPUプログラミングの技術トレンド、ソフトウェア開発の方向性、今後の課題を考察していきたいと思います。
プログラム | ||
14:55-15:00 | ー | ご挨拶 GDEPソリューションズ株式会社 営業部長 牛木 威志 |
15:00-15:20 | (20分) | 講演1 OpenACCではじめるGPUプログラミング 東京大学 星野 哲也 先生 |
15:20-15:30 | (10分) | 質疑応答 & 休憩タイム |
15:30-15:50 | (20分) | 講演2 OpenACCを用いた高次精度非構造流体ソルバーのGPUによる高速化 宇宙航空研究開発機構 多湖 和馬 様 |
15:50-16:00 | (10分) | 質疑応答 & 休憩タイム |
16:00-16:20 | (20分) | 講演3 NVIDIA HPC SDK ご紹介とProfessional Support Serviceについて エヌビディア合同会社 平野 幸彦 様 プロメテック・ソフトウェア株式会社 廣川 祐太 |
16:20-16:30 | (10分) | 質疑応答 & 休憩タイム |
16:30-17:20 | (50分) | 座談会企画 GPUが支えるDX 変革の今、この先を考える - GPUスパコンとOpenACC ー モデレータ: エヌビディア合同会社 古家 真之介 様 登 壇 者: 名古屋大学 大島 聡史 先生 (お名前五十音順) 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 滝澤 真一朗 様 宇宙航空研究開発機構 多湖 和馬 様 東京工業大学 野村 哲弘 先生 北海道大学 深谷 猛 先生 東京大学 星野 哲也 先生 理化学研究所 宮島 敬明 様 |
*予告なく変更する場合がございます。 | ||
講演1
15:00-15:20 |
OpenACCではじめるGPUプログラミング東京大学
情報基盤センター 助教 星野 哲也 先生 OpenACCは、GPUプログラミングをより楽にするために開発された並列プログラミングモデルです。
本講演では、主にこれからGPUプログラミングを始める初心者の方に向け、OpenACCとはどのようなものなのか、何ができて何ができないのか、どのようなアプリケーションで有用であるのかなど、事例を交えて紹介します。 |
講演2
15:30-15:50 |
OpenACCを用いた
|
講演3
16:00-16:20 |
NVIDIA HPC SDK ご紹介とProfessional Support ServiceについてNVIDIA HPC SDKは、PGI コンパイラ&ツールから進化した、コンパイラとライブラリの包括的なスイートです。
コンパイラの最新機能や、最新版のフリーダウンロード、アーカイブのご利用等について、概略をご紹介いたします。 また、プロメテック・ソフトウエアからは HPC Compiler Support Service (HCSS) に関する Professional Support Serviceサポート体制と内容についてご紹介いたします。 |
座談会企画
16:30-17:20 |
GPUが支えるDX 変革の今、この先を考える
|
★ 今年も 3セッション行ないます。日にちをわけて開催します。
★ LIVE配信ですので、お見逃しにご注意ください!(開催後の録画公開は予定しておりません)
★ 参加費:無料 ※1回のご登録で3セッション受講できます。
★ 11/2更新・・・登録数1,000名 → 1,200名に 定員枠増!
★ LIVE配信ですので、お見逃しにご注意ください!(開催後の録画公開は予定しておりません)
★ 参加費:無料 ※1回のご登録で3セッション受講できます。
★ 11/2更新・・・登録数1,000名 → 1,200名に 定員枠増!
オンライン開催日 |
セッション名 |
|
Day1 |
2020年10月22日(木) 15:00-17:20 |
最新テクノロジー「AI & GPU」 |
Day2 |
2020年11月18日(水) 15:00-17:50 |
テクニカル1「イメージングAI : 画像処理とAIの融合」 |
Day3 |
2020年11月26日(木) 15:00-17:20 |
テクニカル2「GPUスパコンとOpenACC」 |